DESCENT(ディセント)初版体験会に行ってきました

遊んだ場所・イベント

7/13に大須ボードゲームカフェ ボードボードで行われた「DESCENT(ディセント)」初版の体験会に参加してきました。

概要を超ざっくりと

最初に言っておきます。DESCENT初版は重ゲーです。詳しく書いていたら、いくらページがあっても多分足りません^^;なのでものすごく大切(と思われる)ポイントに絞って書いていきます。また、繰り返し「初版」と記載していますが、これは、今出回っているのが第二版で、内容や量などがかなり異なるとのことなので、あえて区別するために書いています。※なお、初版はすでに絶版になっています。

ということで、DESCENT初版は超ざっくりこんなゲームです。

  • ダンジョン探索ファンタジーアドベンチャー・ボードゲーム
  • 1人のオーバーロードと1~4人の英雄に分かれてプレイ
    ※オーバーロード=敵(モンスター)側、英雄=その敵を倒す側を指します
  • クエストによってダンジョンの形や出現するモンスターが異なる
  • 英雄にはキャラクターがあり、各キャラクターによってスキルや能力が異なる
  • 基本的には英雄側の全員の手番が終わってから、オーバーロードの手番を行う
  • クエストのラスボスを倒すことができれば英雄の勝利
    ラスボスを倒す前に、達成トークンが0点になったら英雄の負け(オーバーロードの勝利)

一旦はここまでです。ここから先、もうちょっと細かいポイントは、以下に、実際のプレイの様子と交えてご紹介します。

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細かいポイントをプレイの様子と交えて

まずは準備

今回は3人でプレイ。オーバーロードは、今回香川からお越しになった「香川ディセント友の会」会長のkitaさん。活動で使われている自作のエラッタ表などの資料を持参されていました。実は今回のイベントは、kitaさんがボードボードの店長さんにディセントをインストする、という目的もあったのです。だから英雄側は、ボードボードの店長さんと、おもしろそー♪と思って参加を決めた私の2人です。もちろん初プレイです。

まずはコンポーネントの準備をし、kitaさんのインストを受けながらキャラクターを決めます。基本のルールではキャラクターはランダムなんですが、今回は選ばせてくれました。キャラクターによってステータスや得意とする攻撃、特殊能力、初期スキルがそれぞれ異なります。キャラは全部で20人。詳しくないうえにそれだけあると迷いそうですが「私、こういう時はどんなゲームでも魔法職を選ぶんです」ということで、私は魔法攻撃が得意なアンディラをチョイス。店長さんは近接攻撃が得意なスティールホーンを選択。※以下キャラ名で書いていきます。

キャラを決めたら、キャラに応じたHP分と疲労ポイント分のトークンを手元に準備し、初期スキルと装備を決めます。今回は初期スキルは、カード4枚引いた中から1枚を捨てるという形で選択しました。また装備は初期資金分の金額を超えないように決めます(=初期の資金でお買い物をした状態)選択する武器によって攻撃時に振れるダイスが異なります。キャラが元々得意とする攻撃と相性のいい武器を選択すると、より高い攻撃値が出やすいダイスの組み合わせになるようになっています。また装備するうえで制約のあるものもあります。(例:「●●を装備しているときは装備できない」等)余った分でポーションを買って準備完了。

ゲーム開始

いざゲーム開始です!が、・・・あれ?

何もないよ?

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kita

英雄たちがまだ入ったことのないエリアはどうなっているかわかりませんからね。入ってからダンジョン内の様子が明らかになります。

なるほど!中に入るまではどうなっているかわからないってことですね。面白い~雰囲気出ますねー。

英雄側が手番でできることは、以下の4つのアクションの中から1つだけ。

  • 進む:移動+攻撃
  • 戦う:攻撃2回
  • 走る:移動2回
  • 構え:命令トークンを取る+移動or攻撃どちらか1回
      (※命令トークンに関してはここでは割愛します)

ざっくり書くとこんな感じ。この中からどれを行うか宣言してから、その処理を行います。また、移動に関してはキャラによって移動ポイントが決められています。そのポイント数分移動やその他の行動を行います(例:扉開ける、宝箱を開ける、アイテムを渡す等)ただし、疲労ポイントを消費することでさらに移動等を行うこともできます。ちなみに。このゲームでは斜めの移動が可能です。この点が個人的にはあまり馴染みがなかったので、不思議な感じでした。

ここでは、まず扉を開けないことには先に進めませんが、開けた瞬間何が起こるかわからないので、スティールホーンが「構え」を選択して、命令トークンを1個取った状態で、扉を開けました。すると中の状態が明らかに。

モンスターの場所や、扉・魔法陣の位置、岩谷や穴といった地形や、アイテムの有無が判明しました。あくまで入った部屋のエリアのみなので、さらに奥の扉の先がどうなっているかはまだわかりません。また、モンスターは白と赤があります。赤いもののほうが白いものよりステータスがやや高くなっています。

モンスターの場所や特性がわかれば、それに応じた対応を考えることができます。この時は赤いものを優先的に倒したい、ということで、後から手番を行ったアンディラが「進む」を選択。部屋の中に入り扉の前まで移動したうえで、赤いものをターゲットに攻撃を行います。ちなみにこれは獣人です。(上の写真だとわかりにくいんですがね・・スティールホーンの斜め後ろにアンディラのフィギュアちゃんとあるんですよ・・同化してるな、これ・・^^;)

攻撃の成功・失敗や値、および射程の距離はダイスロール(ダイスの出目)で決まります。また使うダイスはキャラの攻撃特性と、装備している武器に書かれているものを合わせた分を使います。それぞれダイスの色と数が指定されていて(例:白1、緑1 等)各色で出目の内容が異なっています。この時アンディラは5個か6個くらい振ってたはず(色と数の内訳忘れちゃった・・^^;)指定のダイスを振って出た目を確認します。1個でも「×」が出ていれば、攻撃失敗になるので、それがないことを確認したら、射程と攻撃値の確認です。基本的には射程は数字の合計、攻撃値はハートの数です。射程とは攻撃が当たる距離です。その数字以内にターゲットがいれば当たる、ということになります。※注:近接攻撃の場合は、隣接していないと攻撃はできないので、この数字は無視します。攻撃値は相手に与えるダメージの値です。与えるダメージからアーマー値(防御力)を引いた値が、HPを超えたら倒せます。この時の場合、赤の獣人のHPが3、アーマー値が3です(中央のカード参照)仮に出目のハートの数が全部で7つだったとすると、7-3=4で、HPの3を上回るので倒せることになります。

こうした基本の計算方法による値に加え、スキルに何か条件や効果等があった場合、その分も加えて計算します。実は今回、初期スキルの準備の際に、めっちゃいいカード引いたんですよ、私。初プレイでも絶対これいいやつ!って直感的にわかるレベルでいいカードでした。しかも2枚も。そのうちの一枚が確か「遠距離攻撃もしくは魔法攻撃を行った場合、射程が+2、ダメージが+1になる」という感じのカード。全体を通して振り返ってみても終始これが役に立ちました。

英雄が全員手番が終了したら、オーバーロードの手番になります。

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kita

オーバーロードは手番で

  1. オーバーロードカードを引く
  2. (英雄の人数分の)脅威トークンを獲得する
  3. オーバーロードカードを使う(任意。コスト分の脅威トークンが必要)
  4. モンスターの活性化

これらのアクションを、この順に行います。なお、4の「活性化」とは具体的に、移動や攻撃などを指します。

英雄側からすると特に気を付けるべきは、3のオーバーロードカードのくだり。カードの種類には色々あるのですが、その中の一つにモンスターを新しく増やすものもあります。ただしこれには条件があり、新しく増やすことができる場所は、英雄が見えていない場所のみです。この「見えている範囲」をこのゲームでは射線と呼びます。見えていない場所を作ってしまうとそこにモンスターを増やされる可能性があるため、ターンを終わるときには、単に移動したい場所に動かしておくのではなく、射線も考慮して移動させておく必要があります。

ゲーム中盤

最初に入った部屋にはさらに二つの扉がありました。どちらに進むか迷いましたが、なんか奥の方にラスボスがいそうな部屋があるので、とりあえずそちらの方に進んでみることに。もちろん最初の部屋のモンスターを一掃したうえで進んだのですが、その後増やされてしまって、結果、こんな状態に。

なんか前からも後ろからも挟まれてますね・・。さすがに奥の部屋の手前には大きいモンスターがいっぱいいます。奥の部屋の扉は、特定の鍵が必要なタイプでした。が、その必要な鍵がこちらの部屋にはないことが発覚。そちらにやはりそうそう簡単にはラスボスには会わせてくれないみたいです。他のゲームでもありそうな展開ですねー(笑)

となると、まだ入っていない部屋(写真手前側)にあることになるので、そちらに進みたいところですが、これだけ沢山いるモンスターをほうっておくわけにもいきません。なぜなら、キャラが死んでしまうと達成トークンが減るからです。減る値はキャラによって異なります。(キャラシート左下に書かれている数値分だけ減ります)0ポイントになると英雄側の負けになります。ほうっておいて扉の前まで移動しておいても、その後のオーバーロードのターンでぼこぼこにやられてしまっては意味がないのです。ということで、地形と大きさの都合上こちらには近づけないクモ以外を倒してからもう一つの部屋に行くことに。

あ、そうそう、画面中央に見える、スティールホーンのすぐそばにいるオコジョみたいなコマは、スキルの効果による使い魔です。アンディラの初期スキルを決める時にこの使い魔が扱えるスキルも引いたんですよ。アイテムを運んだり受け渡しをすることができます。そのうえモンスターによる干渉等が一切ないので、気にすることなく動かせます。結構便利でしたね。

で、もう一方の部屋を扉を開けると・・。

こんな感じでした。なお、今回はスティールホーンのほうがHPが高かったこともあり、スティールホーンの手番を先にして扉を開けてもらっていました。その後アンディラが手番を行って攻撃という形が多かったです。でも、英雄側の手番は固定ではないです。状況によって順番を変えられるので、ここではアンディラに先に魔法攻撃をしてもらいましょう、という場面もありました。

お目当ての鍵は、奥にいる大きいモンスターのそばにありました(黄色い文字みたいなマークがそれです)他にも、宝箱やポーション、お金が各所にあります。でも特筆すべきは魔法陣ですね。大きなモンスターの足元にある赤いのが魔法陣です。魔法陣は活性化すると街への行き来が可能になります。そのうえ、達成トークンを3ポイント獲得できます。ポーションは使い魔たちにまかせて、カギと魔法陣を優先することに。結局ここでは、お金と手前の宝箱はスルーしました。

いよいよラスボスへ

途中、宝箱の罠にひっかかりつつも、ラスボスの部屋に到達。開けたときの状態がこちらです。

確か、街に戻ってる間に背後にも増やされてしまったので、結果、挟まれてる状態になってます^^;足元には金の宝箱もありますが、目の前には獣人、その後ろにはサブっぽい感じでマンティコアが2体、一番奥に見切れてるのがラスボスのナルサクです。

奥のモンスターを攻撃するにはまず獣人たちが邪魔なのでこれらを倒してからいざ奥のモンスターに備えます。金の宝箱でゲットした武器を装備して万全の態勢で挑みました。その結果・・・

無事に撃破!英雄側の勝利です!!!金の宝箱で獲得した装備が強かったので、アンディラ一人でナルサクを撃破しちゃいました^^;後にスティールホーンが控えてたんですけどね。ダイスの出目がよかったのとスキルが良かったのも要因ですかね。ゲーム終了までにかかった時間は6時間。達成トークン残り2ポイントというギリギリの状況の中で、何とか勝つことができました。

感想を色々と

いやぁ、本当に楽しかった。デジタルのRPGやMMOタイプのネトゲを、物理的にやっている気分でした。ダンジョンに入るくだりもそうですが、キャラによって得意な攻撃のタイプが異なる点、武器に片手武器と両手武器があって、両手武器だと他の武器やシールドが持てない、とか、他のゲームでも聞き覚えがある点が随所に出てきます。考えなくちゃいけない細かい要素はたくさんありますが、ボドゲじゃなくてもRPG系のゲームをやったことがあると、すんなり飲み込みやすいと思います。

ただ、難易度としては決して簡単ではないし、長時間かかるものなので、全員がその認識をしたうえでプレイする必要はあると思います。急いで短時間でやってもこのゲームの良さを十分に味わえないです。今回英雄側が2人でしたが、最大の4人でプレイしたら1手1手の話し合いが長くなる可能性もあります。※ちなみに私は、他にも6時間かかるボドゲをやったことがあるし、昔ネトゲにがっつりハマっていた時期もあるので、一般女性よりはゲーマーだと思っています(スキルは置いといて^^;)だから、長時間ゲームに耐性や免疫がなかったり、デジタルもアナログもそもそもゲーム自体が未経験とかだとちょっとつらいかもしれません。

少しでも楽しさや雰囲気が伝わればいいなと思って、いつもとはかなり違う形で書いてみました。でも、今回書くのを省いた細かい点はもっといっぱいあります。でもそれは、遊んでみて実感してください。

最後に一つ

冒頭でも触れましたが、今回遊んだのは「初版」です。今出回っているのは、第二版です。箱も内容もかなりコンパクトになっていて、今回インストしてくださったkitaさんによれば、「初版と第二版は、全く別物」だそうです。ステータスも全然違うし、使うダイスも異なるので流用がきかない、などなどとにかく全然違うらしいです。ただ、初版に関しては今絶版となっていて、どこを探しても見つからないと思います(オークションや中古でもあるかどうか・・あってもプレミアついてそう・・)多分、ボドゲカフェにあること自体珍しいと思います。そんなレアものを、遊ぶことができて本当に良かったです。ありがとうございました!

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Posted by 嶺美(れみ)