世界の七不思議(7 Wonders)~ドラフトゲームの代表格!~

ゲーム内容紹介2人, 3人, 4人, 5人, 6人, 7人, 30~45分

今回ご紹介するのは「世界の七不思議(7 Wonders)」です

内容をざっくりと

  • 7つの文明遺跡をモチーフにしたドラフトゲーム
  • ドラフト(後述)を行って、カードをプレイしたり、ワンダーを建設したり
  • カードのプレイにはコストとして資源が必要なものも
  • 自分が持っていない資源は隣から買うこともできます
  • 得点要素には、勝利点のカードもあれば戦力によるものや、技術によるものなど色々
  • 3ラウンド行い、1番点数が高かった人が勝ち
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もうちょっと詳しく

ゲームの準備

まず、各プレーヤーに7不思議カードをランダムで配ります。配られたカードと同じ、7不思議のボードを受け取ります(こうして、ランダムでこのゲームで使う7不思議のボードを決めます)また、初期資金として、3金持ちます。

カードに関しては、まず各世代のカードを、プレイ人数に応じた分のみ用意します。使用しない分は除外します。例えば、5人でプレイする場合は、カード下に書かれている数字が、6+と7+のものは除外します。その上で、第一世代のカード(裏面にⅠと書かれているカード)、第二世代のカード(裏面にⅡと書かれているカード)をそれぞれシャッフルします。第三世代に関しては、表面が紫のカードの中からプレイ人数に応じた枚数をランダムで決めて、それを他の第三世代のカードと混ぜてシャッフルします。

これで準備は完了です。

ゲームの流れ

ゲームは全3ラウンドを行います。ラウンドの最初に、その世代のカードを各プレーヤーに7枚ずつ配ります。各ラウンドでは、以下の流れで行います。

  1. 各プレーヤーは手札から1枚選び隣に渡す
  2. その後、選んだ1枚を全員一斉に処理する
  3. その後、隣から受け取った札から、また1枚選ぶ
    手札が2枚になるまで、上記の1~3を繰り返す
  4. 2枚になったら1枚を選んで、1枚は捨てる
  5. その後に両隣と交戦の解決を行う

ここまでで1ラウンドです。2番の「カードを処理する」部分を、もう少し説明します。

カードの処理の仕方は、3つのパターンがあります。

  • カードをプレイして、自分の場に出す(建物を建てる)
  • カードを伏せて埋め、ワンダー建設用の土台とする(七不思議を1段階建てる)
  • カードを捨てて、3金を得る

カードをプレイする際は、基本的には自分の場に出すのみですが、その際、コストが必要になる場合があります。必要コストはカードの左上に書かれています。

プレイ時に、該当する資源を自分の場ですでに持っていれば、問題ないです。持っていなければ基本的にはプレイはできません。ただし、両隣の人から足りない資源を買うことができます。1個に付き、2金払うことで買うことができ、カードのプレイができるようになります。例えば、

Aさんは緑のカードをプレイしようとしています。しかしカードのコストのうち、パピルス(紙)が足りません。一方、Bさんはパピルスを持っています。そこで隣のBさんに2金払って買い、カードをプレイしました。(注:「買う」と言っても、物理的にコマなどを受け取ることはなく、コインを払うのみで買ったことになります)

ただ、例外的にコストを払わなくてもプレイ(建設)できる場合があります。それは、すでにプレイ済みのカードの右下に指定されているカードだった場合です。その場合はコストを支払わなくてもプレイすることができます。

ワンダー建設用の土台にする際は、埋める(伏せる)カードの種類は問いません。しかし、「ワンダー建設」という作業のためにコストが必要がです。必要コストはここに書かれています。

このコストも自分が持っていれば問題ないですが、足りないとできません。が、両隣から買えば、できるようになります。例えば、

Aさんはワンダーを建設(七不思議の1段階目を建設)しようとしています。コストを見てみると、木が2つ必要です。しかしAさんは木を1つしか持っていません。隣を見てみると、Bさんは持っていませんが、Cさんは持っています。そこで隣のCさんに2金払って木を買い、ワンダーを建設しました。なおワンダーの建設の際は

このように、裏向きに伏せて置きます。

また、選んでおいたカードをプレイや建設に使うのではなく、捨てて収入を得るというのが前述の3つ目のパターンになります。3金を得ることができます。

手札が残り2枚になるまで、前述の1~3までを繰り返し、2枚になったら1枚は選んで1枚は捨てます。選んだ最後の1枚を処理した後、交戦の解決を行います。自分の場にある赤いカードの盾の数と、隣の人の盾の数を、それぞれ比較します。数が多いほうが交戦に勝利した扱いになります。

交戦の解決が終わると、次のラウンドの準備に入ります。次の世代のカードを7枚ずつ配り、新たなラウンドを開始します。全3ラウンド行い、最後に得点計算を行います。一番点数が高かった人が勝ちです。

次に、カードの種類と得点要素について説明します。

カードの種類と得点要素

カードの種類(色)と得点要素はリンクしています。そのため、得点計算を行うためのシートはこのようになっています。

以下、この順に説明します。

【赤:軍事力を示すカード】(軍事建造物)

赤のカードに書かれている盾のマークは、軍事力を示しています。前述の流れの6番にあった「交戦の解決」で、この盾の数を見ます。両隣とそれぞれ盾の数を比較して多いほうが勝利になります。勝利の場合、勝利トークン(点数が書かれた赤いトークン)を得ます。ポイントはラウンドによって異なります。負けた場合は敗戦トークン(-1と書かれたトークン)を得ます。

【青:勝利点を示すカード】(市民建造物)

青のカードは勝利点が書かれています。ゲーム終了時書かれている数字がそのまま点数になります。

【黄:お金や勝利点を得る効果を示すカード】(商業建造物)

黄色のカードは、この中でもいくつか種類があります。即時お金がもらえるもの(画像左下)や、隣から資源を買うときに安くなるもの(画像下中と右)、該当する色のカードの枚数によってお金や終了時に勝利点をもらえるもの(上段2枚)などです。白い矢印の向きによって、影響を受ける相手が変わります。下向きの矢印は自分を指しています。

【紫:ギルドによる効果を示すカード】

紫のカードはギルドのカードです。ほとんどの場合、両隣の人がプレイ済みのカードの枚数で勝利点を得るタイプです。一部違ったものもあります。

【緑:科学の進歩を示すカード】(科学建造物)

緑のカードには、シンボルが書かれています。シンボルには3種類あり、持っていた枚数によって点数を獲得することができます。同じ種類のカードを複数枚持っていればその枚数の二乗、3種類を1個ずつ持っていれば、1セット7点、という計算方法です。例えば、コンパスを3枚、石板を2枚、歯車を1枚持っていた場合、9+4+1で14点、さらに1セットあるので、14+7で21点となります。

そして、このシートには書かれていない色のカードがもう2種類あります。

【茶/灰:資源を示すカード】(原材料/製造物)

茶色や灰色は資源を生み出すカードです。片方が原材料で片方が製造物です。1個のアイコンで1つを生み出すことになります。/(スラッシュ)で区切られているものは、カードプレイ時にどちらか1個を生み出すことができます。このカードそのものは得点要素がありません。そのため得点計算のシートには記入の欄がありません。ですが、黄色や紫の効果で間接的に勝利点につながることがあります。

また、得点要素の中には、ゲーム終了時の残金と、ワンダー建設によるものもあります。終了時、3金で1点を得ます。ワンダーの建設によるものは、建設できている段階のところに勝利点が記載されていればその分も加えます。

感想をいろいろと

タイトルに書きましたが、ドラフトゲームの代表格です。では「そもそもドラフトって何?」という方もいらっしゃると思うので、その話をしてみたいと思います。

そもそもドラフトって?

一言にドラフトと言っても、意味が広いです。BGGの「Card Drafting」の説明では、ざっくり書くと『共通の場のような、いくつかのカードの集合から、利益を得るためもしくは目的達成ための手札を編成するために、カードを選んで取るゲーム』となっています。また、『カードの代わりに、タイルや似たような物品のゲームでも適用される』ともあります(詳しくはこちら

なので、ドラフトは、各プレーヤーがいくつかの物から取っていくタイプのゲーム全般を指します。ただ、ボードゲーマーが「ドラフト」と言った場合、多くの場合はその中でも「ブースタードラフト」を指すことが多いです。「ブースタードラフト」とは、文中の灰色の枠の部分にも書いたような、配られた手札の中から1枚選び、残りを隣に渡す。その後、隣から受け取ったカードのかたまりからまた1枚を選び、残りを隣に渡す、を繰り返して手札を編成するタイプのゲームです。「ブースタードラフト」は、Wikipediaによると、元々は『トレーディングカードゲームの遊び方の一つ』だそうです(詳しくはこちら

これを踏まえて感想の続き

・・と、ドラフトの説明はここまでにして。これを踏まえて個人的感想の続きを書いていきますね。

そもそもボードゲームの経験が浅い人は、このシステム、結構面食らうと思います。少なくとも私は面食らった。特に私はトレーディングカードの経験はなかったんでなおさらです。配られたカードがそのまま全部手札にならない、というのはなかなかの衝撃でした。しかも何を選んでいいかわかんない。そのゲームやカードの内容を知っていないとうまく選べない、という点でこのシステムはどうしても経験差が出やすいです。なので、正直、苦手意識がありました。ゲームによっては同じドラフトでも、ぶっちゃけ好きなものと嫌いなものがあります。

で、7 wonderはドラフトゲームの中でも大好きなゲームです。得点要素が色々あるのが自分の好みなのです。その時の7不思議ボードによっても戦略は変わると思いますからね。それを含めて色々どうしようかなーって考えられる部分が好きです。もっとうまくなれば、隣に渡したくないカードをカット(渡さないように自分が取る)しながら、自分の手を進められるようになるのかもしれませんが、現状ではまだできていません(笑)自分が思った通りに取るので精一杯です。で、その結果壮大に間違うこともあるんですが(笑)次はこうしてみよう!とか考えるのが楽しいです。

はじめは戸惑うかもしれませんが、慣れれば楽しいドラフトゲームだと思います。一度面白い!と感じたら繰り返しプレイしたくなること間違いなしです!

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Posted by 嶺美(れみ)