【新作先行レビュー】アクアリウム・デザイナー

今回ご紹介するのはYAMATO GAMESさんの「アクアリウム・デザイナー」です。実はこれ、12月に開催される、ゲームマーケット2017秋で発売される新作なんですが、一足早く遊ばせていただきました♪

内容をざっくりと

  • 素敵な水族館を完成させよう!というコンセプト
  • カードを上手に並べてより高い得点を目指すゲーム(タイル配置タイプのゲーム)
  • 手番では、場に出ているカードを一つ選んで取るか、パスをするかを選択
  • 取ったカードはルールに従い配置する
  • 最後にカードを取った人が次のラウンドで一番最初に選ぶことができる
  • 8ラウンド終了後、得点計算を行い、一番高かった人が勝ち
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もうちょっと詳しく

まずは準備

各プレーヤーは、エントランスカードをあらかじめ自分の場に置いておきます。そして、中央の場には、人数分のレイアウトカードを表にして並べ、さらに山札の一番上のカードも表にして山札の上に置いておきます。こんな感じですね。

※カード中央に建物の絵が書いてあるのをエントランスカード、それ以外をレイアウトカードと呼びます。

手番でやること

手番は、第一プレーヤーから時計回りに進みます。手番では、「場からカードを1枚取る」か「パスをする」のどちらかを選択します。カードを取る場合は、場に出ているカード中から1枚選択して取ります。ただし、山札の上にあるカードは取ることができません。また、パスは1ラウンド中で1度だけです。各プレーヤーが1枚カードを取るまで続けますが、最大2周目までです。つまり最大2周のうちに、1人1枚カードを取ることになります。(誰もパスしなければ、1周で終わることになります)例えば、

  • Aさん:カード取得 → Bさん:カード取得 → Cさん:カード取得 → Dさん:カード取得
    ★この場合、1周で終わる
  • Aさん:カード取得 → Bさん:「パス」 → Cさん:「パス」 → Dさん:カード取得(1周目)
    Aさん:何もしない → Bさん:カード取得 → Cさん:カード取得 → Dさん:何もしない(2周目)
    ★この場合、2周で終わる

ということになります。そしてここでの一番のポイントが、最後にカードを取った人が、次のラウンドの第一プレーヤーになる、ということです。前述の場合、1周の例のほうは、Dさんが、2周の例の方では、Cさんが、次のラウンドの第一プレーヤーになります。

取ったカードは以下のルールに従って配置します。

  • 配置済みのカードの一辺と完全に接するように置く(一部だけはダメ)その際、カードの向きは問わない
  • 3×3の枠内におさめること
  • エリアがつながらないように配置してもよい
  • エントランスカードの位置は問わない(3×3の中であれば中央でも端でもどこでもよい)
  • 一度配置したカードを、後から移動させたり向きを変えたりしてはダメ

全員がカードを配置し終えたら、次のラウンドにうつります。ラウンド開始時、場には、先のラウンドで山札の上に表向きに置かれていたカードをまず置き、それから人数分になるように山札から残りの分をめくって置いていきます。その後でまた山札の一番上のカードを表向きにして置いておきます。以上を繰り返し、8ラウンド行ったらゲーム終了です。

得点計算

ゲームが終了したら、得点計算を行います。得点となるエリアは、生物が2匹以上いるエリアだけです。該当エリアのみ、計算します。得点は、エリアのマス目+生物の数です。例えば、この場合、

左側のほうにある、エンゼルフィッシュエリアは、11マス+エンゼルフィッシュ3匹で14点となります。同様に該当エリアのみ計算して合計を出します。合計点が一番高かった人が勝ちになります。

感想を色々と

全体的に、初心者に優しい親切設計になっているなぁという印象を受けました。例えば、カードの形。これは正方形になっています。完成形となる形が、3×3で、カードが正方形ということは、よほど間違えない限り、最終的に3×3におさめることができます。枠からはみ出たり逆に欠けてしまったりということがありません。キングドミノのように長方形だと、きれいに枠におさまらなくて最後の1枚が置けないってことが起きたりするんですが(かくいう私もその経験者・・)それがないので、あぁ優しいなぁ、と。

それから得点計算の方法。全部足し算なんですよね。キングドミノを知ってると、うっかり掛け算したくなっちゃうんですが^^;これはいたってシンプルです。エリアのマスの数+生物の数、と、とても数えやすくなってます。極端な話、暗算しなくても指さしで数えることもできるから、お子さんとかもすんなり点数が計算できそう。

でもその一方で、ゲームの内容では、ジレンマや悩みどころもあります。一番はパスのタイミング、使いどころでしょう。これが本当に悩ましい。山札の上にあるのが欲しくて、パスをしても、その後の人がパスをするかもしれない。そうしたら次の一番プレーヤーを取られてしまう・・だったら場にある中から早くとってしまうべきか・・。とか、仮に狙い通りパスを使って最後のカードを取り、次のラウンドで最初のプレーヤーになったとしても、いざ次の場に出たカードを見たら、あれ、そっちの方がいいかも?いやでも・・・と迷ったりということもあります。

また取説の「プレイのコツ」にあるように、他の人が欲しがりそうなカードをあえて取って邪魔したりすることで、より面白さが増すと思います。自分がプレイしたときは、最初そこまで気が回らなくて、自分の水族館の得点をいかに高くするかを考えるのに夢中だったんですが(笑)6ラウンド目以降になってようやくその辺も気にしながら取るようにしてました。ただそこもまたジレンマが発生するんですよね。邪魔をしようと思うと、自分の水族館の点数が伸びないかも、むむむ・・って。でもそこが楽しいんですよね。

初心者さんも気軽に楽しめるタイル配置ゲームです。ソロプレイ用のルールもあるので、今度はそれもやってみようかな。ベテランさんさんには、上級者ルールもありますよーお試しあれ!(※注:上級者ルールは、得点源が3匹以上いるエリアのみ。)


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