ブルーラグーン~島々を開拓して点数を稼げ!~

ゲーム内容紹介2人, 3人, 4人, 30~45分

今回ご紹介するのは「Blue Lagoon(ブルーラグーン)」です

内容をざっくりと

  • 未開の島々(群島)を開拓していくゲーム
  • ゲームは「探索フェーズ」と「開拓(定住)フェーズ」の2つがある
  • 「探索フェーズ」では、村コマを置くか、開拓者コマを海岸もしくは既存のコマに隣接して置くか
  • 「開拓(定住)フェーズ」では、前フェーズで置いた村コマもしくは既存の開拓者コマに隣接して置く
  • それぞれのフェーズ終わりに点数計算を行う
  • 得点要素には、獲得した資源の他、各エリアのマジョリティやコマがつながった長さという要素も
  • 2つのフェーズの合計点が一番多かったた人が勝ち
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もうちょっと詳しく

ゲームの準備

まず盤面の準備です。中央にボードをを置き、各島に描かれたサークルマス(渦のようなマークのところ)に、資源コマと石像コマをランダムで置いていきます。それができるとこんな感じです。

また各プレーヤーの準備として、色を選んで自分の色の開拓者コマと村コマを受け取ります。これで準備完了です。

ゲームの流れ

ゲームは大きく2つのフェーズに分かれます。「探索フェーズ」と「開拓(定住)フェーズ」です。これらの大きな違いは次の通りです。

  • 「探索フェーズ」:手番でできるのは
    • 開拓者コマを、海の空いているマスに置く
    • 開拓者コマを、既存のコマに隣接するマスに置く
    • 村コマを、既存のコマに隣接するマスに置く
  • 「開拓(定住)フェーズ」:手番でできるのは
    • 開拓者コマを、前フェーズで置いて残った村コマに隣接するマスに置く
    • 開拓者コマを、既存のコマに隣接するマスに置く

これを踏まえて、各フェーズのもう少し細かい説明をします。

【探索フェーズ】
このフェーズでは、手番では以下の3つの中の1つを行います。

開拓者コマを海の空いているマスに置くか(画像上)、既存の開拓者コマに隣接して置くか(画像左下)、もしくは、村コマを既存の開拓者コマに隣接しておくか(画像右下)、のどれかです。開拓者コマを配置する際、海に置く場合は船の絵のほうを上にして、陸地に置く場合は土地の面を上にしておきます。また、村コマは陸地にしかおくことはできません。

配置したい場所に資源コマや石像コマがあった場合は、

配置時にその資源コマや石像コマを獲得することができます。ボード上の資源コマと石像コマが全て獲得されるか、手持ちのコマを全員が全て置ききったら、このフェーズが終了します。ここで一旦得点計算を行います(後述)得点計算を行ったら、次のフェーズの準備をします。

次のフェーズの準備として行うことは、開拓者コマと資源コマ・石像コマの回収、および、サークルに置かれた村コマの除外です。各プレーヤーの開拓者コマを全て回収し、資源コマおよび石像コマは一旦全て袋の中に戻します。また、サークルに置かれた村コマはゲームから取り除かれます。それ以外の村コマはそのまま残ります。

【開拓(定住)フェーズ】
このフェーズでは、前半の探索フェーズと異なり、手番でできることが若干変わります。

手番では、開拓者コマを、村コマに隣接したマスに置くか、既存の自分の開拓者コマに隣接したマスに置くか、のどちらかだけです。探索フェーズで出来た、空いている海マスに置くということができなくなります。他は変わりません。終了条件も同様です。終了したら得点計算を行います。

得点計算

フェーズの最後に得点計算を行います。各フェーズそれぞれで行うので、2回行うことになります。計算を行いやすいように得点計算用のシートがついています。こちら。

ここに描かれているのが、得点要素です。具体的にはシート上の欄の項目から、下記のとおりです。

  • 7つの島にコマを配置していれば10点、8つ全ての島にコマを置いていれば20点
  • コマが(一筆書きで)つながっている線がいくつの島を通っているか。島1つにつき5点
  • 各島において一番コマを置いている人が、島に割り当てられた点数(6~10)を獲得
  • 同じ種類の資源コマを2つで5点、3つだと10点、4つだと20点(※石像コマは対象外)
  • 資源コマ各種類1つずつ×4種類で1セットとし、1セットに付き10点(ただし1度きり)
  • 石像コマ1つにつき4点

細かい点を補足します。2つ目のつながっている線による経由した島の数に関しては、各プレーヤーそれぞれで最長の線のみを対象とします。そのため例えば、あるプレーヤーは8マス分つながっている線の箇所と、10マス分繋がっている線の箇所の、2箇所あったとします。その場合、後者の10マス分繋がっている線の箇所のみを対象とし、その線がいくつの島を経由しているかを見ます。
石像コマ(茶色)は資源ではないので、4つ目と5つ目の計算には含めません。また、5つ目にあるセットによる得点は1度きりのため、2セット以上あったとしても、獲得できるのは10点のみです。

これらの計算を行い、2つのフェーズの合計点が一番高かった人が勝ちです。

感想をいろいろと

クニツィア氏の作品ですね。日本語版が出るのはこれからですが、去年の秋にエッセンに行ったときには発売されていました。日本語版の予定があることは知ってはいたんですが、どうしても箱にサインがほしくて向こうで買いました。箱絵にサインが入っているのはそのためです。

手番でできることは決して多くないので、やることはとてもシンプルです。でも得点要素が結構あるので、どの要素を優先させるかが、毎回悩ましいゲームです。リンクを取るならあのマスに置きたいけど、資源を取るならこっちかなぁ、といった具合です。特に後半は他者の動きも影響しやすくなるので、あのマスを取られるのはイヤだからあっちを優先して置くべきか、と言った思考も生まれます。

取説では、ゲームに慣れるまでは、探索フェーズのみをプレイして、慣れてから開拓(定住)フェーズもプレイするといいよ、と書かれていますが、個人的にはそうは思わないです。むしろ、後半のフェーズを踏まえて前半のフェーズを動くことが、面白さの一つです。開拓(定住)フェーズのはじめでは、前半の探索フェーズで置いた村コマから隣接したマスからしか置けません。極端な話、村コマを全てサークルに置いてしまった場合、全部なくなってはじめられなくなります。後半の序盤の動きを考えて村コマを置くのがポイントの一つなので、このゲームをやる時は、後半のフェーズまで行うことを強くオススメします。

コマを置くのみの静かな戦い。だけど、不用意にマスを選ぶと後悔することにもなりかねない。そんなゲームです。地味だけど面白いのでおすすめです!

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Posted by 嶺美(れみ)