センチュリー:スパイスロード~シリーズ第一弾は香辛料で点を稼げ!~

今回ご紹介するのは「センチュリー:スパイスロード」です。プランB社が「センチュリー」シリーズ第一弾として出したものです。実は今私が一番好きなボドゲだったりします。つい先日、アートワーク違いのゴーレム版も出ましたね(これに関しては最後にまた触れます)

内容をざっくりと

  • 手元の資源を上手にやりくりして得点を稼ぐゲーム
  • 「スパイスロード」なので、扱う資源は「香辛料」
  • 手番でできることは、4種類の行動うち1つだけ
  • 商人カードを上手に使って、香辛料を獲得したり交換したり
  • 手元の香辛料で得点カードを獲得
  • 誰かが勝利点カードを5枚(人数によっては6枚)獲得したら、そのラウンドで終了
  • 得点が一番高い人が勝ち
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もうちょっと詳しく

ゲームの準備

まずは場の準備です。中央に商人カードと勝利点カード、コイン、各香辛料(以下、キューブ)を並べます。商人カードはシャッフルして山札にし、山の左側に6枚表にして並べます(ただし、初期商人カードは除いてください)勝利点カードも同様にシャッフルして山札にし、山の左側に5枚表にして並べます。コインは、金貨と銀貨の二種類があります。金貨を山札から一番遠い勝利点カードの上に、銀貨を山札から2番目に遠い勝利点カードの上に置きます。

キューブは全部で4種類あり、価値が異なります。ターメリック(黄)、サフラン(赤)、カルダモン(緑)、シナモン(茶)の順に価値が高くなっていきます。各キューブを色ごとに分けて受け皿に入れ、この順番に並べてふちに置いておきます。でこれら全て並べるとこうなります。

各プレーヤーには、キャラバンボードと、初期商人カード2枚を渡します。キャラバンボードには1枚だけ右下にマークが描かれており、そのマークが書かれたものを受け取った人がスタートプレーヤーになります。また、プレイ順によって、初期のキューブの個数が異なります。順番に応じた個数だけキューブをあらかじめプレーヤーに渡しておきます。※この初期のキューブの個数に、公式からエラッタが出ています。4番目と5番目のプレーヤーの個数に誤記がありますのでご注意ください。詳しくはこちら

ゲームの流れ

スタートプレーヤーから時計回りに手番が移ります。手番でできることは、下記4つの行動の中から、一つだけです。

  • 商人カードを獲得する
  • 勝利点カードを獲得する
  • 手持ちの商人カードの使用する(=効果を得る)
  • 休息する(=使用した商人カードを手札に戻す)

「商人カードを獲得する」場合は、場に並べられた6枚の中からいずれか1枚を獲得することができます。ただし、山札に近ければ近いカードほど、獲得するには多くキューブを支払う必要があります。例えば、山札から1番遠いカードは、キューブを払うことなく獲得することができます。

しかし、2番目に遠いカードを獲得するには、1番遠いカードの上に1個キューブを置く(=支払う)必要があります。だから、4番目に遠いカードを獲得するには、1番目、2番目、3番目に1個ずつキューブを置いてから獲得します。

なお、置かれたキューブは、誰かがそのカードを獲得する際、一緒に獲得できます。

カードは誰かが1枚獲得するたびに補充されますが、1枚ずつ順番にずらしたうえで、山札に1番近いところに新しいカードが置かれる形になります。

このカードの補充の仕方は、勝利点カードも同様です。

「勝利点カードを獲得する」場合には、カード下部に書かれたキューブを支払うことで獲得できます。この時、山札から1番目もしくは2番目に遠いカードを獲得する場合、ボーナスとしてその上に置かれたコインも一緒に獲得することができます。

「手持ちの商人カードを使用する」場合は、使用するカードを公開して自分の前に置き、その効果を得ます。商人カードには大きく分けて3種類あります。

一番左にあるのが「スパイスカード」。描かれている分のキューブを獲得できます。なお、持てるキューブの数は最大10個です。超える分は手番終了時に、10個になるように返却します。真ん中のカードが「トレードカード」で、指定の比率でキューブの交換が行えます。(※個数ではなく比率です。)例えば、上の画像のように黄色2個を緑1個にするというカードの場合は、黄色4個のキューブを緑2個のキューブに交換することも可能です。一番右が「アップグレードカード」です。キューブの価値を上げる(ランクアップ)することができます。一つのキューブを矢印の個数分あげるか、矢印の個数分のキューブを1段階ずつ上げることができます。写真のカードの場合、例えば黄色1個を2段階上げる=緑1個にするか、黄色2個を1段階ずつ上げる=赤2個にするかの、いずれかが可能です。

最後に「休息する」ですが、使用済みの商人カードをすべて手元に戻すことができます。次の手番以降で再度カードを使用することができるようになります。

こうして手番を進めていき、誰かが勝利点カードを5枚(2~3人プレイなら6枚)獲得したら、そのラウンドでゲーム終了になります。勝利点カードに書かれた数字がそのまま得点になります。また、金貨は1枚につき、3点、銀貨は1枚につき1点、黄色以外のキューブは1個につき1点になります。これらを踏まえて計算を行い、一番点数の高かった人が勝ちです。

感想をいろいろと

冒頭でも触れましたが、実は今一番お気に入りのゲームです。初プレイはオープン会だったんですが、ゲームの内容とコンポーネントに惹かれて購入を決意しました。カードのデザインもかっこいいし、そのほかのアイテムも充実しているので、それだけで満たされます(笑)もちろん、ゲーム内容も大好きです。

「宝石の煌き」と似ている、と言う方は多いですね。実際私も、確かに似ているなぁと感じる部分はあります。でも、語弊を恐れずに言えば、宝石の煌きよりギスギスする要素が少ないので、より楽しめます。もう少し具体的にいうと、宝石の煌きは、資源となる宝石の数が限られるので他のプレーヤーと取り合うことになりますが、センチュリーはまずそれがありません。また、宝石の煌きは、何も支払うことなく「確保(=予約)」ができる分、他のプレーヤーの手を妨害するために狙っていそうなカードを取ることが可能です。しかし、センチュリーでは、ノーコストで取れるものが山から最も遠い商人カード1枚のみなので、そういった行為を行うことは少ないです(コスト払ってまで妨害する人はなかなかいないでしょう・・)そういった点が、好きなポイントの一つです。

何より、上手に商人カードを駆使して戦略を立て、それがうまくいったときがとても楽しいです。前述のとおり妨害されにくいですし、手札が非公開とはいえ、キューブの所持数は公開情報なので、狙いが見えやすいです。他の人の狙いを予想したうえで自分の手を考えることもできたりします。

・・・ただねぇ・・ここまで語っておいて、実はトレードカードの「同じ比率なら交換可」というルールを、最初のころは見落としてたんですよね^^;後から知りました。取説にもちゃんと書いてあるのに^^;ただ、実際のゲームの中で、前述のような同じ比率での交換は、ルールを知ってからもまだ実践したことはないです。そのせいかどうかはわかりませんが、実はまだ1位になった記憶がないんですよね^^;;僅差で2位になることが多いので、次遊ぶときこそは勝ちたいです(笑)

ゴーレムも買いました

このゲームのアートワーク違いである「センチュリー:ゴーレム」が発売されました。アートワーク違いというのは、簡単に言えば、物理的に見た目が異なるものです。あくまで見た目が違うだけなので、ルールは同じです。でも本当に全然見た目が違います。こんな感じです↓

ゴーレムでは、クリスタルを上手にそろえてゴーレムを作り上げよう!という世界観になっています。だから勝利点カードにゴーレムが描かれているんですね。思ってたより可愛いです(笑)そして、クリスタルがとてもきれい!器にも工夫がされていて、ダイヤの形になっています。しかもありがたいことにこのまま収納可能なんです。

ちゃんとふたもあるんですよ。セットアップもこのまま出せばいいので、楽ですね。よく考えられてるなーって思いました。

ボーナスのコインはどういうわけか、銅貨のほうが点数が高いです。銀貨のほうが低いです。・・・逆じゃないか?普通^^;スパイスロードで金貨だったのを銅貨にしたってことですかね。それからキャラバンボード。

左がスパイスロードの、右がゴーレムのキャラバンボードです。スパイスロードと比べると、クリスタルを置くスペースがとてもわかりやすく描かれています。実は以前スパイスロードをプレイしていた時に「キューブを置くスペースが見づらい」という声を聞いたことがありました。・・・確かに^^;でもゴーレムの方は視認しやすくてすごくいいと思います。

あ、そうそう。先に触れたエラッタの件は、さすがにゴーレムの方では直っていました(笑)そりゃそうか。なので、ゴーレムで遊ぶ分には、取説通りセットアップして大丈夫ですよー。

こちらはまだゲットしたばかりなので、早くこちらを使って遊んでみたいですね。

コントロールのしやすさが魅力のゲームだと思うので、戦略や手を考えるのが苦手な人もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


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