セイロン(Ceylon)~紅茶農場を作ろう~※和訳サマリーあり

ゲーム内容紹介2人, 3人, 4人, 60分以上

今回ご紹介するのは、セイロン(Ceylon)です。

内容をざっくりと

  • 紅茶の栽培者となって農場を作るゲーム
  • 手番では手札から1枚カードをプレイし、手札を補充
  • カードプレイ時、手番プレーヤーだけでなく、手番外の人もアクションを行う
  • ただし、カードの置き方によって選べるアクションが少し異なる
  • アクションは、メインアクション5つと代替アクション2つ
  • 手番の人のみ、追加でアクションを行うことも可能
  • 誰か一人が、農場マーカーをすべて置くか、山札がつきたら、終了のきっかけ
  • 手番数が等しくなるように続けて、得点計算を行う
  • 一番点数が高かった人が勝ち
  • この記事の最後に日本語サマリーをアップしています
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もうちょっと詳しく

内容物と名称に関して(前置き)

この記事執筆時点(2019/1/10)で、まだ日本語版は出ていません(そもそも出る予定があるかもわかりません)そのため、今回この紹介は、英文ルールを読んで書きました。だから内容物の名称(呼び方)は便宜上英文を訳してつけたものです。以降の文中では画像にある名称を使っています。しかし今後日本語版がもし発売された際、違う名称がつけられている可能性があることをあらかじめご了承ください。

内容物はこんな感じになっています。

このほか、スタートタイルと呼ばれる紫色のタイルも含まれていますが、それはバリアントルールでのみ使用するものです。今回は基本ルールのみの説明とし、ここでは割愛させて頂きます。

ゲームの準備

ボード上や共通の場として準備するものと、各プレーヤーで準備するものがあります。

ボード上・共通の場
  • 大きい丘タイルをランダムで4つ選んで各地域に一つずつ、4マスが重なるように配置し、その上に、小さい丘タイルを大きい丘タイルに1枚ずつ配置
    →どの地域も、レベル0が4つ、1が3つ、2が1つの状態になる
  • 評議員タイルをランダムで4つ選んで各評議員スペースに表向きに配置
  • アクションカードをシャッフルして裏向きの山札にして配置
  • 企業契約タイルを混ぜて裏向きの山札にして、列車の後ろのスペースに配置し、上から3枚引いて左側の貨車のスペースに表向きに配置
  • 地域ボーナストークンを降順になるように積んで配置
  • 技術トークンを技術トラックの上に配置
  • 各種トークン(茶箱、コイン、農場トークン)をサプライとしてボードの隣に配置
    その隣に契約分布カードを配置
プレーヤー
  • 個人ボードを自分の前に置く
  • 農場マーカーをボード下部の契約スペース(点線部)に配置
  • 6つのディスクのうち、1個は得点トラックの0に、1個は技術トラックに置く
    (ただし、技術トラックには、1番手が上に、最後手番の人が下になるように積んで置く)
  • 銀行には15ルピー、倉庫には低い高度から採れる茶箱(黒)を置く
  • 1番手から時計回りに一番最初の位置を決めて、自分の農場トークンとボード下部の左側から取った農場マーカーを置く
    (なお、選べるのは、高度が0で農場のない地域)
  • アクションカードを3枚引いて最初の手札とする

これらを完了させたときの一例がこちらです。

ゲームの流れ

手番で行うことは、「1.カードをプレイする(必須)技術トークンを使う(任意)」と「2.手札を補充する」の2つから成り立っています。前者の部分の詳しい内容を含めて書くと、以下のようになります。

  1. カードをプレイする(必須)技術トークンを使う(任意)
    • 手番の人が●(濃い緑の丸※後述)の側のメインアクションか、もしくは、代替アクション2つのうちの1つを実行
    • その後、手番外の人が○○○(丸3つ※後述)の側の側のメインアクションか、もしくは、代替アクション2つのうちの1つを、時計回りに実行
  2. 手札を補充する(必須)
    ※常に手札は3枚になる

カードをプレイした際、捨て場に置きます。その捨て場はこのようになっています。

枠の上部と下部に、それぞれ丸が書かれています。前述の●(濃い緑の丸)と○○○(丸3つ)はこれらを指しています。つまり、例えば、

このようにカードを置いた場合、手番プレーヤーは、植樹アクションか代替アクション2つのうちの1つを選んで実行し、手番外の人は、収穫アクションか、代替アクション2つのうちの1つを選ぶことになります。なお、カードを逆向き、つまり

こうして置くことも可能です。この場合先の説明とは逆になります。つまり、手番の人が収穫か代替のうちの1つ、手番外の人が植樹か代替のうちの1つを選ぶことになります。

※注:この逆向きで置けるというくだりに関しては、BGGに追加でアップされていた公式の説明書に追記されていたものです。

また手番プレーヤーはアクションを実行する直前もしくは直後に、技術トークンを使って追加のアクションを行うことが可能です。この際はカードを使用する必要はありませんが、アクションにかかるコストは必要です。ただし、追加のアクションとして、技術発展アクションを実行することはできません。

終了条件を満たすまで手番を繰り返します。終了条件は、誰か一人が農場マーカーを全部マップ上に置くか、山札がつきたら、のどちらかです。その後手番が同数になるように行い、得点計算をします。点数が一番高かった人が勝ちです。

アクションの説明

アクションには5つのメインアクションと2つの代替アクションがあります。カードの上部と下部に書かれているのがメインアクションで、真ん中に書かれているのが代替アクションです。いくつかのアクションは、実行するのにコストが必要です。下記の★がついているものがそれで、5金必要になります。

  • メインアクション※★がついているのはコストが必要
    • ★植樹:自分のコマがいる位置に農場を作る
      サプライから農場トークンを、個人ボードから農場マーカーを取ってコマのいるマスに置く
      なお、各地域に最低1か所ずつ農場を作ると、地域ボーナストークンを獲得できる
    • 収穫:自分のコマのいるマスか隣接するマス、もしくは両方からその高度に応じた茶箱を獲得
      自分の農場だけでなく他者の農場からも獲得する。ただしその場合自動的に他者には点数が与えられる(1か所につき1点)
    • 貿易:倉庫から茶箱を払って企業契約タイルを獲得し、点数かお金のどちらかを即座に得る
      獲得したタイルは、個人ボードの下部に置く。その際、すでに同じ番号のタイルがある場合は重ねる。異なる番号のものを新たに置く場合は、空いているスペースに置く(※農場マーカーがまだ残っているスペースには置くことはできない)
    • ★評議員と契約:自分のコマがいる地域の評議員トラックにディスクを置く
      以降、ゲーム終了時までその評議員タイルに書かれた効果を得ることができる
    • ★技術発展:技術レベルを1段階上げて、技術トークンを獲得
      と同時に、他者に1金与えられる。
  • 代替アクション
    • 移動:自分のコマを移動する
      隣接するマスには無料で移動できる。さらにもう1歩移動する場合は1金必要。その先もう1歩移動する場合は2金必要なので合計3金払うことになる。
    • 収入:サプライから2金得る

得点要素について

ゲーム中、即時に点数を得るもののほかに、ゲーム終了時に点数を獲得するものがあります。1つは各項目におけるマジョリティ、もう1つは、獲得した企業タイルの種類の数です。

マジョリティに関しては、終了時の残金、技術トラックの位置、各地域の農場の数、それぞれで確認します。ただし、農場の数はその地域の評議員と契約していることが必要です。農場があってもその地域の評議員と契約していなければ、カウントしません。

その他、個人ボード下部に残っている農場マーカー1つにつき、2点の減点になります。なお、各項目や合計点で同値(同点)だった場合、技術トラックの位置(レベル)が上のほうが、順位が上になります。

感想をいろいろと

去年、エッセンで購入したものの1つです。購入時点で和訳がないことはわかっていました。だからちゃんと遊べるかなってやや不安はありました。BGGのデータによれば、ウェイト(難易度)が2.52(最大5)だったこと、コンポーネントに言語依存がなかったので購入を決意しました。

今回は、ルール把握のために、自分一人で3人を想定して疑似プレイを行いました。単に軽く動かすだけではなく、手番を繰り返し、終了条件まで行い、得点計算もちゃんとやってます。取説を読んでいる時点でワクワクしていたのですが、実際議事プレイしてみて、とても楽しかったです。疑似なのに、楽しかったんです。得点要素が複数あるのに、どの要素も一筋縄でいかないルールになっているあたりが、個人的に好みでニヤニヤしてしまいますね。例えば、農場の数でマジョリティを取るなら評議員との契約も必要とか。異なる数字の企業契約タイルを獲得するのに、茶箱だけじゃなくて空きスペースも必要とか。その他、自分のアクションで他の人に利益を与えちゃうことになるというシステムも面白いですね。例えば、収穫。他の人の農場からも収穫される。けどその人に点数がいっちゃう、とか。技術発展も同様。自分が1段階上げると、他の人に1金いくとか。

今回の疑似プレイの際、実は見落としていた点があります。それがアクションカードの置き方の件です。逆向きに置けるって初版の取説には書いてないんです。だからわからなかったんですが、プレイ中やや違和感はありました。この記事とサマリーを作成するにあたってBGGを見たら、後からその旨が追記された取説がアップされてるじゃないですか!それを読んだときやっぱりできるんだ!ってなりました。じゃないと、●側に置かれた方のアクション、って定義する意味がないですもんね。これを踏まえてプレイしたらもっと面白くなりそう。近々動かす機会がありそうなので、プレイ出来たらまた感想を追記しようと思います。

そして今回、初めてサマリーなるものを作成してみました。自分用のゲーム中のメモも兼ねて、あくまで「要約してまとめること」を目標にしたので、あえてA4 1ページに収めて、内容もセットアップの部分をガッツリ割愛しています。(入れたかったけど、セットアップの説明案外長いんだもん・・)また、バリアントルールや2人プレイ部分に関しても触れていません。そんな感じでもよければ、参考にしてみてください。

セイロン日本語サマリー
(セットアップ、バリアント、2人ルールは除く)

Posted by 嶺美(れみ)