【プレイレポート】ゴリ×夢中

2017年12月1日ゲーム内容紹介2人, ゲムマプレイレポート

※12月1日 主に上級ルールに関する部分を追記、修正しました。

今回ご紹介するのは、楠本舗さんの「ゴリ×夢中」です。

内容をざっくりと

  • 一見ガイスターチックな二人用ゲーム。
  • ガイスターよりも小さく縦長な盤面で交互にコマを進めていく。
  • コマの種類は、各プレーヤーそれぞれに2種類。■マークのものと、▲マークのものが4枚ずつ、計8枚。
  • そのうち6枚を自分のエリアに、マークがわからないように伏せて置いてゲームスタート。
  • 基本は、1個のコマを前後左右いずれかに1マス進めて手番終了。もしくは、残っている自分の持ち駒を自分のエリアに伏せて配置して終了。
  • 進んだマスにコマがあった場合、相手のものか自分のものかと、マークが何かで対応が異なる。
  • 進んだマスにあったコマが
    • 相手のコマ→両者オープンしマークを比較。マークが違えば元からあったコマをゲットすることができる。同じなら、「ドラミング」発生(後述)
    • 自分のコマ→マークに関係なく「ドラミング」発生。また、コマが伏せていた場合でも、オープンはしない。
  • 勝つ条件だけでなく、負ける条件もある
    • 勝つ条件は、相手側にある同じマークのゴールマスに駒が着いた時。もしくは、相手のコマを5個とった時
    • 負ける条件は、自分の手番で、自分のコマを場外に出したり、相手に自分のコマを取られる結果になってしまった時。もしくは、同じマークのコマを4個とった時(後述)

マークを伏せてコマを進める点や、ゴールする、もしくは相手のコマを取る、のどちらかで勝利、という点はガイスターと似ていて、覚えやすい部分だと思います。

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もうちょっと詳しく

大きな特徴は、進んだマスにコマがあった場合です。前述のように対応が異なりますが、特に重要となるのが、相手のコマでマークが同じだった場合です。この場合、元からあったコマが2マス先に移動させられます。これを「ドラミング」と呼びます。

移動させられるというよりは、言葉悪いけど「飛ばされる」「押し出される」と言ったほうがイメージつくかもしれません。(実際プレイ中、私も相手も「弾き飛ばされる」「はじき出される」といった表現をしていました(笑))これがとってもクセモノで、しかもこれ、連鎖もします。ドラミングによって移動したコマの移動先にさらに異なる陣営のコマがあった場合、またマークの比較を行うことになります。

またドラミングによって移動した先が場外や禁止エリア(自陣にあるゴールマスや相手陣地の違うマークのゴールマス)だった場合、出した側が出された側のコマを獲得します。例えば、Aさんの手番で、AさんのコマがBさんのコマと重なってドラミングが発生した結果、Bさんのコマが場外に出た場合、そのBさんのコマをAさんはゲットできます。ただし、これも注意すべき点があります。仮に、AさんのコマとBさんのコマでドラミング後、Bさんのコマが移動した先にAさんのコマがさらにあってそれともドラミングが発生し、Aさんのコマが場外に出た場合、結果的に自分の手番で自分のコマをとられるような行為をしたことになり、即負けになってしまいます(BさんのコマがAさんのコマを出したことになるから、BさんがAさんのコマをとることになるので)

基本ルールはざっくりこんな感じです。このほかスペシャルコマを使った上級ルールや、プレイヤーの実力に差がある場合などに適用するハンデルールがあります。

上級ルール

上級ルールでは、2種類のコマを追加します。それがこちら。

●まるゴリラと★ほしゴリラです。この2つはそれぞれ効果が異なります。

  • ●まるゴリラ → 裏向きの状態では他のコマと変わらないが、公開されるとその時点で、■か▲かのどちらかとして宣言し、以降はそのマークとして扱うできる
    (その際、両面にマークの書いてあるコマに差し替えて宣言したマークのコマとして使います)
  • ★ほしゴリラ → 裏向きの状態では他のコマと変わらないが、公開されるとそれ以降「前進」できなくなる。代わりにとられることはなく、重ねたときも重ねられた時も常にドラミングをする。

各プレーヤーそれぞれに、この●と★のコマがありますが、使えるのはどちらか片方だけです。ゲームを開始する前に、プレーヤーはどちらを使うかを相手に知られないように選んで加えます。だから、上級ルールでは、ゲームに使うコマは1人9枚になります。その他のルールは通常と同じです。

感想をいろいろと

「ドラミング」という要素が加わるだけで、こんなに展開が変わるのか!というのが一番の印象です。これがあるだけで、コマの動きが一気に複雑になります。いろんな手を考えることができるし、逆に言えば、相手の手も多数考えられるため、読みづらくなります。そう読みづらくなるんです。おかげで大苦戦しました・・(´・ω・`)

今回、相手してくれたお仲間さんはとても頭のいい方だったので、自分が考えているよりもはるかにいろんな手を考えていました。お互いこのゲームは初めてで、一緒に取説を読んでいたにもかかわらず、初手から、自分のコマに自分のコマを重ねて一気に前方にコマを進めるという手を繰り広げられ、思わず、はぁっ!?ってなりました(;´Д`)(もちろん作戦としてはありだと思うのですが。私取説読んだだけではそこまで思いつかなかったんだもん。)

結局その時は、3戦やって全敗・・。1戦はゴールマスまで到達されてしまい、あとの2戦はものの見事にコマを取られました。同じマークのを4つ取らなきゃいいので(=勝つためには3個と2個という取り方になるのですが)そこさえ回避できれば勝ちやすいのかなぁ。ゲーム中相手のコマとのドラミングが何回も発生すると、その際にマークがオープンになる分、上手にコマをとりやすくなるってことなのかもしれません。・・・・って今書いててようやく気付いた(大汗)いやわかんないけど。そうだったとしても勝てる自信ないです(笑)けど、次こそは勝つ!!!

※以下、上級ルールでのプレイ時感想追記部分※
最初に遊んだときとは別の人を捕まえて、改めて基本ルールとその後上級ルールでも遊んでみました。上級ルールでは、前述のとおりコマが増えます。●と★、説明だけ読んだら、★の方は、使いどころが難しそうだなという印象を受けました。なので私が選択したのは●のほうです。

説明を聞いていた時は、相手も「ちょっとめんどくさそう」って言っていました(笑)が、ゲームを進めていくうちに、相手が選んだのは★の方と判明。びっくりしました。★は前述のとおり、オープン後前進ができなくなるのに、そのデメリットをどうするのかなと思っていたのですが、余計な杞憂でした(笑)前進はできないけど、左右と後ろはできます。その点を利用するべく、オープン前に私の陣地のほうまでかなり突っ込んできていて、オープンしたら後進する形で、詰め寄られました。思わずなるほどーと感心してしまいました。

しかもこちらからすると、どうやっても「取る」ことはできないので、上手に場外に飛ばさない限り盤面に居座り続けるんです。なんて厄介(笑)相手はその点も見越して、ドラミングをおこすと、結果的に私が反則負けになるような位置取りをしたりしてきました。もう完全にやられました。結果、初プレイの相手に完敗です^^;;「上級」という言葉通り、うまく使いこなすのはなかなか難しいかもしれませんが、それがうまくできれば、すごく強いのかもしれません。

可愛い見た目とは裏腹に、めっちゃ戦略的なゲームです。駆け引きや手の読みあいが好きな方はぜひ一度お試しあれ。

Posted by 嶺美(れみ)