ホシアツメ~星を集めて星座を作ろう!~

今回ご紹介するのはさいころグラスさんの「ホシアツメ」です。ゲームマーケット2017秋 新作評価ランキングで5位(同人ゲームでは2位)にランクインした作品です。

内容をざっくりと

  • 神使(しんし=神の使い)を派遣して星を集めて星座を作ろう!というゲーム
  • 場には、2等星~5等星の4か所の採星所
  • 手番では、4種類の神使のうち1種類を、採星所に派遣
  • 全員が全種類の神使を派遣したら、サボる神使をダイスで決定
  • 各採星所で、サボらなかった神使が多い人から星をゲット
  • 集めた星は各プレーヤーが持っている星座カードに即座に配置
  • 指定されている種類と数通りに星を集めて星座を作れたら完成
  • 最終的に一番得点が高かった人が勝ち
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もうちょっと詳しく

ゲームの準備

まず場の準備を行います。中央の場に、

  • 各種類の星トークンと、プレイ人数に応じた採星所カード
  • 星座置き場(今の季節群の星座カード全て+山札から引いたもの、計5枚を表向きで並べた場所)
  • 星座カードの山札

これら3つを置きます。なお、どの星座カードがどの季節群かは、カード右上のマークでわかるようになっています。例えば今(この記事執筆当時)は冬なので、冬の星座カード3枚+山札から2枚引いて5枚にして並べます。そうするとこうなります。

場の準備ができたら、プレーヤーの準備をします。プレーヤーはまず、同じ色の星作所カードと神使ワーカーチップ

(※画像は赤の例です)このほか、サマリーカードを受け取ります。その後、山札から星座カードを3枚と、能力カードをランダムで2枚ずつ裏向きで配ります。プレーヤーはそれらを確認して、例えばこうだったとします。

このうち、星座カードから2枚と、能力カード1枚を選び、使わない星座カードは山札の一番下に、能力カードは箱に戻します。ここまで終えるとプレーヤーの手元はこうなります。

(※便宜上、サマリーカードは写っていませんが、実際は配られているものとします)スタートプレーヤーは、これらの他に開始マーカーと、サボるダイスを受け取って準備完了です。※開始マーカーはゲーム開始時の人が誰かを示すもので、ラウンドごとのスタートプレーヤーはサボるダイスが示します。

ゲームの流れ

ゲームは4つのフェーズに沿って進行していきます。各フェーズで行うことは下記のとおりです。

  1. 派遣フェーズ:
    手番で1種類選んで神使を派遣します。同じ採星所にまとめて派遣するのも、分けて2か所に派遣するのもどちらも可です。全員全種類派遣し終わるまで繰り返します。
  2. 星獲得フェーズ:
    サボるダイスでサボる神使を決定し、各採星所でサボらなかった神使が多かった順に星トークンを獲得します(後述)なお、1位が4つ、2位が3つ獲得できます。なおサボった神使は、そのままそのエリアに居残ります。
  3. 星配置フェーズ:
    獲得した星トークンを手元の星座カード、もしくは星作所に配置します。余った星トークンは場にある星座置き場のどこかに配置します。それでも余った場合はストックに戻します。なお、このフェーズで1等星を獲得することができます(後述)
  4. 星座完成フェーズ:
    手元の星座カードの星座が完成したら完成宣言を行います。複数あっても1手番で1枚だけ宣言し、次の手番で2枚目を宣言します。完成宣言した星座は脇に置き、新たな星座カードを星座置き場の中から獲得します。この後、(脇に置いた)星座の完成ボーナス分の星トークン獲得として配置します。(後述)

上記1~4のフェーズまで進んで1ラウンド完了です。1ゲームで、プレイ人数+1回のラウンドを繰り返します(例:4人なら4+1で5ラウンド)スタートプレーヤーはラウンド開始時に時計回りに動きますが、最終ラウンドのみ、完成した星座が一番少ない人がスタートプレーヤーになります。

ここでは特に、上記で後述とした箇所(下線を引いた箇所)に関してのみ、補足します。
【サボらなかった神使が多い順】
派遣フェーズ終了後、例えば5等星の採星所がこのような状態だったとします。

星獲得フェーズ開始後、サボるダイスを振って、ウサギの目が出た場合、ウサギがサボることになります。サボる神使は採星所カード下部の黒い部分に動かします。するとこうなります。

この状態で、判断します。この場合、天使と蛇を派遣している緑が1位(天使は2個分のため)で、蛇2個を派遣している紫が2位になります。

【1等星を獲得】
1等星を獲得するには、手元の星作所に、2~5等星を各1個ずつ配置する必要があります。それぞれ1個ずつ合計4つ配置出来たら、4つをストックに戻す代わりに1等星を獲得することができます。

【星座の完成ボーナス】
星座が完成すると、完成ボーナスとして2~5等星の中から好きなトークンを獲得できます。星座カードの右上に書かれているマークは、完成ボーナスとして星トークンを獲得できる数を示しています。例えばマークが2個だった場合、2~5等星の中から好きな組み合わせで2個トークンを獲得することができます。

得点計算

規定ラウンド数ゲームを行ったら得点計算にうつります。主な得点源は、星座完成得点(星座カード左上に書かれている点数)です。その他、星座群ボーナスと、未完成で残っている星トークンも点数になります。星座群ボーナスは、同じ星座群の星座がゲームの中ですべて完成していれば発生します。(同じ人がすべて作る必要はありません)未完成の星トークンは、1等星のみ5点で、2~5等星は1点です。最終的に点数が高かった人が勝ちです。

感想をいろいろと

ここまで長くなってしまいましたが、これでもかなり絞ったつもりです。というところからも、見た目に反して結構ガチゲーなのがお分かりいただけるかなと思います。あ、これ誉め言葉のつもりです。

星獲得フェーズでいわゆるエリアマジョリティと呼ばれるものですが(エリアの中で、マジョリティ=多数を取った人が勝ち、優位に働くシステム)サボるダイスで運要素が入っている感じがいいですよね。しかもサボった神使は、戻ってこずにそのまま居残って次のラウンドまで持ち越すんですよね。それがシステム的にもストーリー的にも面白いなぁと思います。

点数を稼ぐためには高い点の星座を選びたくなるけど、そういう星座には大概1等星が含まれています。1等星は作れるタイミングの都合上、1ラウンドで1個しか作れないため、実は結構ハードルが高いんです。それを踏まえて1等星がある星座を狙うのか、ない星座をたくさん作るか、といった戦略もポイントになってきますね。あと純粋に星座作るのがとても楽しいです。星トークンがカラフルで綺麗なので完成したときの満足感や達成感がハンパないです。

コンポーネントがとてもしっかりしていて、その点も気に入っているポイントです。写真だとカードの大きさは伝わっても、質感は伝わらないかもしれませんが、とても丈夫で結構厚手なカードです。星トークンは、置きやすいように片面が平面になっていたりと、こだわりが垣間見えます。

ガチだけど可愛い。可愛いけどガチ。見た目が可愛いからって油断しちゃいけません(笑)星好きのゲーマーさんにはぜひ遊んでほしいです!


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