「UNLOCK! エキゾチックアドベンチャー」を謎クラ目線で書いてみました
今回は、「UNLOCK! エキゾチックアドベンチャー」です。
謎解き系ボドゲ記事に関する前置き
(※毎度おなじみの前置きとなりますが、お初の方に向け念のため書いています。)
中の人が、ボドゲ歴よりも謎解き歴のほうが長い故、それを踏まえて他のボドゲとは違った形式で紹介記事を書いています。具体的には、5つの項目を設けて、項目ごとに数字で評価を付けています。項目は「物量」「難易度」「初心者おすすめ度」「ギミックの面白さ」「ボドゲらしさ」の5つです。各項目の意味は下の画像のようになっています。
また、主観に偏りすぎないように、「NAZOLET」という謎解きグッズを比較対象としています。(「NAZOLET」とは、主にルーム型の謎解きをメインコンテンツとしているなぞともカフェで販売されている、持ち帰り謎のこと。CDケースと同じ大きさのケースに歌詞カードサイズの冊子のみが入っているのが特徴。価格は1080円)
そうはいっても、あくまでいち個人の体感・プレイ感による評価ですので、その点を踏まえてご参考にして頂ければと思います。
なお、過去の謎解きボドゲ紹介記事はこちらです。
さてでは、本題へといきましょう。
スポンサーリンク各項目の評価とその理由・解説
※注:このゲームは、1つで3つのシナリオが含まれています。そのためシナリオごとにつけています。以降、「ブギーマンの夜」=シナリオ1、「シェヘラザードの最後の物語」=シナリオ2、「チャレンジャー探検隊」=シナリオ3と呼ぶことにします。
物量
シナリオ1はそこまで多くない印象です。最後の感想のところでまた触れますが、かかった時間で見ても1時間をちょっと超えた程度だったので、すごく多いということはなかったです。シナリオ2と3に関しては、比較的しっかりあったかな、という感じだったので、それぞれ、6,7,8とつけました。
難易度
シナリオ1は比較的易しい印象でした。ストレートというか複雑ではない感じです。一方で、シナリオ2はかなり難しく感じました。全体的にわかりづらいというか、手がかりやとっかかりが少なくて解きづらかったです。シナリオ3は全体的にはほどほどの難易度かなぁという印象でした。情報量こそ多いものの、手がかりがわかりやすい部分が結構あったのが大きいと思います。たださすがに終盤の謎はちょっと手ごわかったですね。これらを踏まえて、6,9,7としました。
初心者おすすめ度
元々アンロックは解きながら随所でヒントを見られる仕様になっています。その面に関しては過去作同様です。それ以外の点で考えてみますと、前述の物量と難易度の件を踏まえたときに、シナリオ1は比較的慣れてない人でも解きやすいかなぁと。対して、2や3は、謎解きに慣れていない人だけでやるとつらいかも。特に2に関してはその印象が強いです。なので、これらの印象を受けて、7,3,4としました。
ギミックの面白さ
結論から言うと、どのシナリオもすごく感動したと言えるほどのギミックはなかったです。(ただこれはあくまで『謎解きに慣れた人間』の感覚だということをお忘れなく)あーなるほどねー、となるのはちょくちょくあったんですけど、慣れてる人間からすると、珍しくはない、というのが正直なところです。だから3つのシナリオでそこまで差はありません。ただしいていうなら、1と2、3では、ちょっといいな、と思った回数に差があるので、1点の差を付けました。その結果、5,6,6となっています。
ボドゲらしさ
アプリを使う点は過去作同様です。なので、その面(デジタルなものを使うという点)の分、ボドゲらしさは少ない、という印象(認識は)も、過去作と同様です。ただシナリオ1に関しては、ボドゲらしさを感じる一面もありました。一方で、シナリオ2や3は、ちょっとボドゲ(アナログ)らしさには欠けるかなぁと。特に2はそんな印象です。なので、6,4,5としました。
その他所感
今回も過去作同様、3つのシナリオとも、ソロプレイで堪能させて頂きました。今回は恥をさらす覚悟で、最後のスコア画面も載せます。
シナリオ1は、凡ミスや誤操作(アプリのタップし間違い)で、無駄にタイムロスをしてしまった分、時間が長くなっています。それを差し引いたら、70分程度の計算になるので、もうちょっとがんばったらもっと短くできたかなぁと。深読みしすぎたところもタイムロスの原因の一つですね・・・。本編プレイ中、ストーリーに沿った制約が発生するので、それがまた面白い演出になっていて良いなぁと思いました。
今作の中で一番自分が苦しんだのがこのシナリオ2です。途中かなり詰まりました。その結果時間がすごいことになってます(;´Д`)前述の通り、とにかくわかりづらい部分が多かったです。後半は特に、手がかりとか求められている流れとかがくみ取れずつらかった(´・ω・`)ベースとなっている物語の世界観に、あまりなじみがなかったことが影響してるんだろうか・・・。そのせいかどうかわかりませんが、ラストもなかなかわからなかったです。ちなみに。後で調べてみたら、「シェヘラザード」は千夜一夜物語に出てくるキャラらしいです。知らなかった・・。
シナリオ3では、まさかの星5つ!初めてですね、多分。ただどうしてそういう評価になったのか、自分では不思議に思っている部分もあったりします。が、一方で、最後に手元に残ったカードを見て、ちょっと納得しました。プレイ時間よりも経過や中身を重視した評価なのかもしれません。あくまで推測ですけど。ストーリーがやや長めというか設定が細かいというか情報量がちょっと多いので、情報を整理しながら進めていくとわかりやすいと思います。
次の新作はいつかなぁ~。今後の展開が楽しみです♪
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