【図解】Board Game Geek(BGG)の見方と活用法

その他ボドゲ雑記私のボドゲ論, 用語集

ボードゲーマーが話している時、時折耳にするのが、「BGG」(ビージージー)という単語。これは「Board Game Geek」の略称なんですが、今回はその「Board Game Geek」に関するお話です。

そもそもBoard Game Geek(BGG)って?

2000年1月に設立されたボードゲーム愛好者向けのウェブサイトです。世界中のプレーヤーによるフォーラムやコミュニティと各ゲームの詳細なデータベースが特徴的です。データベースにいたっては、カードゲームから、テーブルトップゲーム、ユーロゲームやウォーゲームなども含めて、81000以上の作品が登録されています(2016年1月時点)各ゲームのページには評価やレビュー(感想)、プレイ動画、ルールのサマリー(要約)などが投稿されています。ちなみに、Geekという単語は「オタク」という意味があります。

参考ページ:

海外サイトなので、英語のページになりますが、全部わからなくても、必要なところや重要なところだけ覚えてしまえば、ぐっと役に立ちます。なので、主な画面の見方と、個人的なおすすめ活用法をご紹介します。

スポンサーリンク

各項目の見方

※注:下記画像は、パソコンの場合はクリックすると大きく表示されます。

各ゲームページ上部

bgg_kingdomino

  1.  reimplemented by:派生作品
     「reimplement」は「再実装する」という意味なので、
     直訳すると、この作品が再実装された作品という意味になります。
  2.  rank:全体での順位と、カテゴリ内での順位
  3.  六角形の数字:評価の平均値(Average Rating)最高は10点満点。
     点数によって六角形の塗りつぶしの色も変わっています。
     8.0以上はかなり高評価な方と認識されることが多いです。
  4.  ゲームタイトル(発売年)
  5.  評価の数とコメントの数。「K」は1000の意味です。
  6.  Players:公称プレイ人数。下に小さくあるのは、プレーヤーが認識している人数と、
     Bestはプレーヤーが思うゲームに一番適した人数です。
  7.  Min:公称プレイ時間
  8.  Age:公称の適正年齢。下に小さくあるのは、プレーヤーが思う適正年齢です。
  9.  Weight:内容的な重さ=複雑さ。あくまで物理ではありません^^;
     5点満点で数字が大きいほど、ルールの難易度や複雑さが高かったりします。
     (3以上になるといわゆる重ゲーかな、というのが個人的印象です)

ゲームページ中央メニュー(※スマホだと画面上部、箱絵の上)

bgg_menu

  1.  Overview:ゲームの概要ページ。主な内容やサムネイル画像が載っています。
     分類されるカテゴリやメカニクスもここに書かれています。
  2.  Ratings:各ユーザーがつけた評価の点数とコメントの一覧です。
  3.  Forums:掲示板のページ。ゲーム全体の内容から、ルールに関する内容、
     戦略に関する内容など、カテゴリ分けされています。
     ルールに関する質問に対し、作者の方が答えている場合もあります。
  4.  Images:投稿されたゲームの画像の一覧。
  5.  Videos:投稿されたゲームの動画の一覧。
     ゲームレビューを話している動画やプレイ動画が投稿されています。
  6.  Files:投稿された、ゲームに関連するデータファイルの一覧。
     プレーヤー個人が訳したり作成したルールブックや、
     カードシール用のファイルなどが投稿されています。
     BGGアカウントでログイン後、データのダウンロードが可能です。(後述)
  7.  Stats:統計情報のページ(この場合のStatsは、statistics=統計の略)
     ゲームの評価(点数)や順位、コメント数、ページビューといった
     数字のデータの一覧です。また、評価点の分布図もあります。
  8.  Versions:このゲームのバージョン違いの一覧です。
     各販社や言語版がリストアップされています。
  9.  Expansions:このゲームの拡張一覧。
  10.  My Games:このゲームに対するユーザー自身が入力した記録です。
  11.  Market:通販サイトBGG Marketplaceへのリンクページです。
     各言語ごとにページがあります。
  12.  More:上記以外の項目が出てきます。

個人的おすすめの活用法

上記の項目をおさえるだけでも十分活用できますが、自分がよく利用する活用法としてこの2点をご紹介します。

ゲームのジャンルやメカニクスをチェックする

初めて聞くゲームや、見た目で気になった作品に関して、さらに詳しい情報を知りたいと思ってここを見ることが多いです。私の場合特に、ルールやジャンル、システムを重視する傾向にあるから、というのも大きいと思います。

前述の画面中央のメニュー(スマホだと画面上部)から、Overviewを選択して表示されたページに、
bgg_kingdomino_classification
こんな記述が載っています。これは各項目で何に分類されるかを示したものです。この中で特に自分がよく注目するのは、Categoryもしくは、Mechanicsです。Category(カテゴリ)は、主に世界観やテーマをもとに分類されています。例えば、上の画像はキングドミノのものですが、中世を舞台に王国建築するのがテーマなので、「都市建築」「中世」「領地建築(拡大)」に分類されています。

一方、Mechanics(メカニクス)はゲームのルールやシステム、機能的な側面をもとに分類されています。多くのゲームは複数のメカニクスを持ち合わせているので、ここにも複数書かれていることがほとんどです。キングドミノの場合、共有の場からタイルを取るので「Card drafting」、勝利点のために特定の(指定された)場所にモノを置くので「Pattern Building」、タイルを置くので「Tile Placement」に分類されています。(ここでは、各カテゴリのBGG上での解釈・定義に関しては割愛します。が、気になる人はBGGをチェックしてみるといいよ(笑)この辺のことは別記事で書きたいなぁと思ってます)

全部の意味が分からなくても、自分が好きな世界観やメカニクスの単語(分類名)だけでも、知っておくと今後ゲームを調べた時に得られる情報が増えるので、おすすめです。

和訳のルールブックをダウンロードする

日本語版が出ている作品であれば問題ないのですが、日本語版がまだ出ていない作品のルールブックが欲しいときなどに、ここをよく覗きます。もちろん、全部あるわけではありませんが、作品によっては有志の方が、個人で作成したものをここにアップロードしていることがあるからです。あくまで個人が作成したものなので、基本的には非公式のものですが、テキストだけのシンプルなものから、中には公式のものかと見間違うくらいのもあります。

前述の画面中央のメニュー(スマホだとMoreの中)から、Fileを選択すると、下記のような画面が表示されますので、そのうち、
bgg_kingdomino_files
右上のLanguage(画像赤枠部分)で、Japaneseを選択します。そうすると、一覧の中から
bgg_kingdomino_files-2
言語が日本語のもののみ抽出されて表示されます。

なお、これらのデータのダウンロードには、BGGアカウントが必要です。ログイン後ダウンロードが可能です。会員登録自体は無料なので、作っておいて損はないかなぁと思います。

個人作成のものなので、誤訳等もありえますし、その後日本語版が出た場合、それらと文言が異なる場合もありますが、そういったことを大前提として、自己責任で利用する分には十分役に立つので、ありがたく利用しています。

最後に注意点とその対処法

さてでは最後に注意点です。冒頭でもふれたとおり、BGGは英語サイトです。そのため、BGG内でゲームの検索をする場合、英語タイトル(原題)で入力する必要があります。でも、日本語タイトルは知ってても、原題は知らないよー、とか、スペルわかんないよー、といった方も多いと思います。そんな時は、BGG内ではなく、グーグルで検索してみましょう。

例えば、「ワイナリーの四季」のBGGのページを見たいと思い、検索する場合、グーグルで、「ワイナリーの四季 bgg」と、日本語タイトルと『bgg』という単語で複合検索をします。すると、
google_bgg
今のグーグル検索はとても優秀なので、こうして、BGG内のページをちゃんと検索結果として表示してくれるのです。これなら、Viticulture(ヴィティカルチャー)という原題を知らなくても、BGGのゲームページにたどり着くことができますね。ただし、残念ながら全部がこうはいきません・・・。有名タイトルだったら結構な確率で出してくれます(経験談)知らなかった!という方はぜひ試してみて下さい。

Posted by 嶺美(れみ)